第6章

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離れに戻ると、龍さんは、家から持ってきたものは、カバンの底に隠すようにと言う。 寝室の部屋に置いたカバンに入れてしまった。 お母さんの寿命が1か月だなんて。 一人ぼっちになるなんてー お母さんずっと育ててくれたのに。 溢れる涙がとまらない。    お母さんは、幸せだったの? お父さんに捨てられ、借金まで背負って。
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