第8章

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電気ショックやマッサージを受けている。 「お母さん・・・」 ポツリと呟いた。 しばらくすると担当医が廊下に来た。 「急変しまして治療中ですが、今夜が・・・」 「お母さんを、お願いします」 溢れる涙を流しながらお願いした。 「最善はつくします」 病室に入ると『龍、組に電話入れとけ』と組長さんがいい、龍さんは『お袋、頼む』と抱きしめられてた腕は離されて、お母さんがギュッと抱きしめてくれた。 しばらくして病室の中に入った。 私はずっとお母さんの手を握ってた。 何時間そうしてたかわからない。
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