第10章

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・・・嘘だろ? しかも入院と言うが俺は離れで過ごすと言い、抱きかかえて離れに戻ろうとすると 『龍さん、私がいくらでも産みますから』と俺に言って来た。 「はぁ?俺はこいつ以外受付ねぇ」 「親父、帰ってもらえ」 気分わりー。 これ以上、あやめに聞かせたくなくて、母屋を出た。 「龍さん、赤ちゃん・・・」 「ん?大丈夫だ。俺が助けてやる」 だから安心しろ。 「俺の傍にいろ」
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