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「おめでとうございます。
親父これ、あの龍さんは・・・」
俺の通達の紙を見せると青くなっている。
他の組のモンが『一足遅くてな』と呟いた。
「妹がすみません。下のモンが親父と俺に見せてなくて。」
「お兄ちゃん?」
「お前はすぐに帰れ・・・いいから」
「なんでよ」
納得がいかないだろうが、『今日は帰ってくれ』と伝えた。
「後日、お詫びに参ります」
北見組長は若頭と娘と帰っていった。
正月が明けても、あやめの様子が変化がないまま龍はまた離れに引きこもり状態になった。
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