現実と非現実

1/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/3ページ

現実と非現実

私は電車が好きだ。 運転するのもいいが、電車の通過や停車を 眺めている方が私の性にあっている。 ふと気付くと、 見かけない少女が座っていた。 「駅員さん、今、私、推理小説を読んでいるんだけど、 このお話ってフィクションっていうの?」 覗いてみると、 私が知っている推理作家のものだった。 「そうだね、その話は多分フィクションだと思うよ」 「そう、それじゃ…」
/3ページ

最初のコメントを投稿しよう!