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店で何かあったのなら見張りが何か言ってくるはずだが、ドアの外は不気味なほどに静まり返っている。
様子を尋ねようと高田がドアに頬を寄せると、とたん、ドアが内側に吹っ飛んできた。
したたかに顔面にくらって、高田はドアの下にうずくまる。
その頭上を叩くように、銃声が二発。
「このっ」
反射で懐の銃を上空に向けたが誰もいない。
すかさず、めくら撃ちで廊下に向かって発砲する。
部屋のメンバーも、高田に釣られるようにそれぞれに発砲した。
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