第1章

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安政2年。 長州の奥深い場所にある小さな村。そこには巫女と呼ばれ崇められている1人の少女、凛。 神楽や祈祷なども行うが、幼き頃から凛には他の人とは違う特別な力が宿っていた。 ガラッー 「巫女様!大変でございます!!」 1人の女官が言うには山の土がぬかるみ崩れ、村人が巻き込まれ酷い怪我をした様だ。 『わかった。今すぐ用意を!』 「かしこまりました。」 正装に着替えた凛は部屋を後にし村人の元へ向かう。
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