蜘蛛の糸

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頭が暴走しそうになって、「そっか、俺も読んでみようかな」なんて言って冷静になるために自分の席に戻る。 心臓は、落ち着かない。 それから5分、やっと三人目が来た。 三人目は、眼鏡をかけたガリ勉男。高村も眼鏡をかけているが、高村はガリ勉よりも眼鏡が似合っている。 ガリ勉は社交性はあるため、俺に挨拶した後、高村にも挨拶しにいく。 ガリ勉と高村は話が合うらしい。いつも楽しそうに話している。 高村も、あいつには心を開いているのだろう。少し笑顔を見せる。 羨ましい。
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