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専用のマットを購入し、
政宗はせっせと改造を繰り返す。
「案外、凝り性なんだな」
「やるからには、本格的がいいだろ」
ギジのマッサージを始めると、
あれこれ気になることが出てきた。
「故障が多いな。怪我も多い」
傭兵のせいか、
きちんとした治療を受けていないのかもしれない。
「ちょっと、服を脱げ」
ギジの上着を取ると、怪我の様子を観察する。
「俺は医者ではないが、
軍部で、一通りはやった。
ここの神経が怪しい」
マットにギジを横にすると、
治療マシンと回復用の水槽を用意した。
「治療槽を持っているのか。
相棒が実験体だからか?」
「他にも実験体が居るからだよ」
ギジを治療槽に入れると、
次のマッサージを始める。
又、治療マシンの出番になっていた。
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