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まるで銃器を運んでいるような、雰囲気にはしてみたが、
通路を運搬車が走っているのはおかしくはあった。
政宗を見た人物は、全て、茶屋町が気絶させていった。
カメラには通る瞬間だけ、カバーをかけてみた。
どうにか虎森丸に辿り着くと、
意識の無い天然体を一人ずつ中に入れた。
ハンカチの成分を分析し、軍部に特定を依頼すると、
すぐに宝来から返信があった。
「政宗、今、どこに居る?」
多分近くに居る。
「もしかして、
目視で確認できる場所か、ここ」
宝来の船の位置が、確認できた。
ガトウスリに来ていたのだ。
「その毒は、かなり強い毒だが即効性ではなかった。
地球の植物から採取できるものだ。
きのこの一種らしい。
昏睡状態のあと、発汗があり、脱水症状を起こす。
その後、意識が戻らなければ死亡に至る」
運んでいた際に、皆、体温が高かった。
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