第三章

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 チャイムギリギリに教室に駆け込み、急いで席に着こうとしたら、何かがおかしい。普段はいるはずの教室に、誰もいないのだ。 「何かがおかしい」  直感でそう思った私は、急いで友達の携帯に電話をかけた。 「もしもし」  力のない友達の声が耳に届く。 「ねえ、何かおかしいの?」 「おかしいって、何が?」  私は教室に誰もいないことを、彼女に話した。
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