夏の音

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敦子は幼馴染みと朝登校し始めるいつもの場所に向かっていた 季節の変わり目ということで6月から夏服登校が可能になる しかし、5月末と6月初めは似たようなもの だから……… 敦子(少し暑い……あっ!) 敦子は曲がり角を曲がって、集合場所に着くといつもの坂道でもう半袖の夏服でいる彼がいた 敦子「純平、おはよぉ」 純平「おはよ! いや~もう暑いな(笑)」 敦子が純平を呼ぶと振り返り、返事をしてはにかむ笑顔を見せる純平 敦子「純平はもう夏服着てるの? 浮いちゃうかもよ(笑)」 純平「しょうがねぇだろ? 暑いんだからさ! 敦子だってそうだろ?(笑)」 仲良く話しながら長い坂道を登り、登りきった所でもう1人の斗真と集合する 純平「おーす」 敦子「おはよう、斗真」 斗真「うぃ~っす! あらら、ジュンジュン!それは浮いちゃうかもよ~(笑)」 斗真は夏服姿の純平を指差して笑う 純平「敦子と同じ事言うなよ!これだから幼馴染みってやつは…… それに!ジュンジュンって呼ぶな!!」 敦子「何々? 幼馴染みが同じ事言ったら悪いの~(笑)」
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