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優子「あ~、あっっつい!
私も夏服で来れば良かったーー!」
由紀「確かに暑いですよね…」
龍夜「なぁーらぁーばぁー……
制服脱ぐの……お手伝いましょうか?」キリッ
斗真「私も協力しましょうか?」キリッ
純平「お~れ~も~~…」
敦子「………」ギロッ
純平「ゴホンッ!
お前らは悪い事はよしなさい!!」
佳祐「説得力ねぇな」
優子「ケイの言う通り!
あんたたち最低~~!!」
2人から3人、それが増えていき
気が付けば7人になっていた
いつも共に学園生活を送っている仲の良い7人
敦子(いや、純平はみんなと仲良くしてるからもっと大勢か……
純平にとっては多くの中の私だけど……
[今年こそは]をあなたは知らないでしょ?)
そう、敦子は前から純平の事を好いていた
毎日、毎週、毎月……毎年のように気持ちを伝えようかと考えている
敦子が純平の事を好いていても純平にとって大勢のうちの1人だとしたら……
敦子(ねぇ、純平……
純平にとって私は友達なの?
私は…………)
敦子は自分の気持ちを隣で歩く純平の横顔を見ながら想っていた
純平「……ん?
敦子、どうした??」
視線に気付いた純平が敦子に聞くが…
敦子「ううん、何でもないよ(笑)」
純平「そっか!
それにしても暑いよな~~」
純平の台詞と共に風が吹いていた
純平への私の想い
敦子(夏の風にのせて
届いてほしいな)
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