夏の音

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優子「人多すぎて進めな~い…」 佳祐「大したことない距離なのにな」 龍夜「密着出来るのはいいとしても男子はお断りなんだよな~~」 由紀「もう!何言ってるんですか!?(汗)」 斗真「いやいや、気持ちは分かるぜ~ なぁ~純平」 純平「ん~~まぁ確かに」バシッ!! 純平の発言に合わせて背中を叩く敦子 純平「…良くないと思う!!」 敦子「ふふっ、よし(笑)」 敦子は笑って頷く そんな敦子も人混みにより、真っ直ぐ歩くことが出来ていない それは前にいる純平と離れてしまいそうになるほどだった 人混みで はぐれそうになる時は あなたを掴んでいたい はぐれそうになっている私のことを どうか気づいて 敦子(たくましく歩いていく純平…… 少しずつだけど、離れていく距離に気づいて? この夜空に咲く花火のように 消えないで) 敦子が強く願うとそれが届いたのか 純平「敦子、大丈夫か?」 純平は振り返って足を止めた 敦子「純平……ありがとう(笑)」 純平「あんまり無理すんなよ(笑)」
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