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「わ、私は…多分、ストレートだとは思うけどね。
ただアレが見えてしまえば流石にね…萎えるもんだよ?」
ストレートのバーボンをグイっと飲み干す。
喉の奥がカーッとするが、気にせず
二杯目をオーダーする。
「生き物は子孫繁栄の為には性欲あるのは当たり前だよ。
でも、誠治さんのその顔はもっとドロドロとしたのかい?」
「…普通じゃないけど、貴方に何なら話してあげようか。
私をカウンセリングして欲しい位だ!」
「萎えるのはちょっとな」
40歳ちょい、という無精髭と軽くまとめた長髪のマスターも流石にウンザリだろう。
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