11人が本棚に入れています
本棚に追加
それから半ば強制的にすいーと☆みんとへ、週1で通った。
店長は居るが何せ『オーナー』が強いので…私はいつの間にか、上得意様の扱いを受けている…
「あれ!?
先生、コチラの常連のお客様だったんですか?」
「確か君は…」
声を掛けて来たメイド服の子は、私の患者の1人だった。
ポッチャリにコンプレックスを持っていたが催眠療法で逆に、内面美人の可愛らしさを自覚したのか。
「久しぶりだね。
いやあ…コチラはオーナー様が知り合いで、ご紹介頂いたんだよ」
「わたしはコチラでは
『ポチャ子』、なんです」
ポチャ子…か。
明るさを取り戻してくれたのは、カウンセラーとして嬉しい限りだ。
「ポチャ子ちゃんはご主人様をご存知なんだ。
…先生、なんですか?」
声は水晶ちゃんだ。
最初のコメントを投稿しよう!