不注意 #2

12/35
前へ
/35ページ
次へ
「立てよ」 七瀬に言われたい放題なのに、力任せに引き上げられた私は、膝まづかされた 「御奉仕どーぞ?」 高い位置から、七瀬が私の顔を持ち上げて そそりたつその自身を私の唇に押しつける 「噛みちぎるわよ」 「できるもんなら、やってみろよ」 高圧的な視線が、身体に妙な感情を抱かせる 「――なん」 そう言おうとした瞬間、頭を押さえつけられて、無理矢理唇に含まされた 「上手に出来たら、ちゃんと入れてやるよ」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1304人が本棚に入れています
本棚に追加