不注意 #2

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口元に運ばれたペットボトル 「自分で飲む?」 「……」 唖然としている私の姿が、そんなに可笑しいのか バカにしたような笑顔を見せた七瀬の顔が ――憎たらしい。 「買ってきたの?」 「どう見ても」 そりゃまあ、そうなんだけど 「痛い」 「はは、弱いんだよお前」 悔しい
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