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――
「……」
翌朝。
目の前で私を抱き抱えて眠っている七瀬に、
……絶句。
どうしてこうなっているかの過程は、鮮明に全て覚えているわけだが。
昨夜大量に飲んだ水と、一緒に飲まされたヘパリーゼのおかげか、身体は楽になった気が、する
って、横になっているからわからない
「……七瀬」
瞳を閉じた七瀬の寝顔が、不気味なくらいにいい顔をしていて
――こわっ
「あんま見んな。減る」
「……」
瞳を閉じたまま、七瀬がそう声を出した
起きてたのかい
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