暗黙

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そんでもって無言で私の身体にジャケットをかけると、 七瀬の匂いで、いっぱいになった 「猫でもなきゃ、犬でもないんだけど」 「ふーん」 関心なさそうな声 「あと、もうちょっと」 ――なにがだよ。 「添削すんだら、レポートおわんの」 「ああ、――お偉いさんは大変ですね」 「何言ってんの?お前も参加のプロジェクトだろ」 「あー、そう」 え? 私、参加? 「なにソレっ!?」
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