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自分を救えるのは、自分だけ
自分の足で立たずに、一体何で立つというのか
｢寝てて、じゃなきゃ気分悪い｣
強がりじゃない
本音だ。
構われたくない
助けられたくない
――甘やかされたくない。
そんな優しさは、求めてない
｢割りきってんでしょ？｣
そう、念押しするように
私は七瀬の腕を取り払った
｢そうじゃないだろ、可愛くねーな｣
｢やだ、あんた私に可愛さなんか求めてたの？冗談よしてよ｣
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