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すっと車から降車した七瀬が、またドアを開けてのぞきこむ
差し出された手に、指先をのせたら
ふわりと身体が宙に浮いた
「いらないって」
「じゃーな」
ほんとキモイ。
「あー、はいはい」
なんだ、今日も抱かれんのか。
って、そう考えて。
もう七瀬が欲しくなった自分に驚いた
会話なんかろくに噛み合わないのに
身体だけはバカ正直に、不埒な事ばっかり求めてしまう
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