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それにしたっていい身体してんなー、って
湯槽から七瀬の背中にあるホクロをぼんやり見つめて……のぼせそうになる
ダメだこりゃ、って。
立ち上がろうとした瞬間、
まさかの足がぬるっとして体制を崩した、
ら、七瀬の腕が飛んできて、キャッチ。
うわ、びっくりした!!
「危ないだろ!」
とんでもなく真面目な顔の七瀬の身体が、――と、すっかり私の目線は違う部分
――に。
「やだ、七瀬」
「……」
「そんな、溜まってたの?」
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