分岐点 #4

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「――もう、ちょっと」 そう、声がしたのを最後に 数秒の、静寂。 途端、一気に背中が重くなって、 う、ってなった。 ――え?まさか 寝た? なのに、腕の力は全く緩む気配はなくて 私は不格好に、前屈みのまんまで ……お、重い
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