シンパシー #2

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――も……だ…… ふわ、と。 急に浮いた身体。 理解できない私の体は、すっぽりと真ん中の座席に収まった。 「――っ」 キッ!っと七瀬の方を見て睨む。 七瀬の目は、なんか不機嫌で 私の視線を迎えうつように、――真っ直ぐで 「何?」 ――何、じゃないわよ 「子供みたいなことしないでよ」
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