シンパシー #2

2/35
前へ
/35ページ
次へ
「早く、……ね」 彼女の言葉を押し返して。 私は、空いたドアに逃げ込んだ。 ――やだ、怖い。 彼女が何を言おうとしてたのかわからなかったけど それがなんだろうと ……聞いてしまえば終わってしまうような気がした。 私は、そこまで――図々しく出来てない。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1603人が本棚に入れています
本棚に追加