シンパシー #2
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何が起きたかわかんない私は、おたおたして腰を上げようとしたけど 身体が、上がらない。 よくよく見たら、腰にはがっつり ――七瀬の、腕が巻き付いてる 「――ちょ!!」 「何、イラついてんの?」 腰に伝わる、七瀬の体温。 「ひっ、ひとが――」 「茉麻」 ――し……信じらんなんない
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