シンパシー #6

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シンパシー #6

――いつから、いたんだろう 七瀬の身体に体温がなくて 抱きしめられた腕の中で、私は身動きがとれなくて窮屈に埋もれた 「何言ってんの、離してよ」 「あー」 機嫌の悪そうな声を出すと、七瀬は私の頬を両手で掴んだ 「何があった」
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