決断

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たった一日。 たった、それだけの時間の中で、私の置かれた環境が――目まぐるしいスピードで一転する 「――そん」 「お前がその気にならないから、諦めてたのは。俺のほうだ」 くるりと椅子を回転させると、山崎部長は今まで見せたこともない眼差しを私に向けた 「七瀬には、渡したくない」
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