決断

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このまま、ここで夜を明かすのも辛いだけだし ――申し訳ない気持ちで一杯で これ以上甘える訳にもいかない、って そう思った 「いい女だよ、お前は」 ドアまで見送ってくれた山崎部長が、 最後に私にくれた、お別れのキス それでも、――まるで他人みたいだ そう、感じた私は。 肩を落として自分の部屋へと戻った
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