シンパシー #6

9/18
前へ
/35ページ
次へ
―――――…… 「どうしたんだ」 ホテルについた山崎部長に腕を引かれて、フロント横で私はそう呟かれた 「……色々」 「色々、って――中里だけじゃなく、お前までなんでそんな腫れた顔……」 ホテルに先にチェックインしようとやってきた山崎部長は、 私と中里さんの顔を見るなり顔色をかえた 「七瀬か」 「さあ」 今は、もう 何にも思い出したくないし、話したくない
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1375人が本棚に入れています
本棚に追加