1488人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
着替え終わって、化粧して。
こっちに背中を向けてる姿を横目に
私は静かにマンションを出た
朝日が眩しくて、手で降り注ぐ太陽の光を遮った
振り返ってマンションを一度見上げてから、後ろ髪ひかれることなく会社に向かう
あー、休日出勤だるいなー。
名残惜しいなんか、思わない。
軽快な足取り。
頭の中は切り替わって、もうアイツの痕跡は消えて私の中には残っていない。
あー。
普通の彼氏。
欲しいのに。
最初のコメントを投稿しよう!