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決断 #2
諦めて、開き直った私に七瀬は容赦なく自分勝手な言葉を浴びせる
「節操ないわけ」
「――ないわよ、見ればわかるでしょ」
どうせ私は股の緩い女で、
――いつもモラルのない事ばっかりしてるアバズレで
「やりたいときに、アンタがいないからいけないんでしょ」
――好きって気持ちをぶつけても
受け入れてもらえない
必要としてる男以外に必要とされたって
――もう、手遅れだ
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