宝物 #2

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――なんで 弓槻の言葉1つ1つが、全部刺さる。 いらない、って言葉に 胸が痛んで。――なんでだろう 投影でもしてた? ――親を亡くした自分が 弓槻が。 ――もっと俺みたいに、歪んでるから……そんな風に 身体が固まって。 俺を置いて先に歩きはじめた弓槻の背中を眺めていた
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