宝物 #3

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宝物 #3

繋がったまんまの弓槻を抱いて 疲れてベッドにそのまんま埋もれる 甘い弓槻の香りがして 「七瀬きもちいい」 そう、弓槻が俺の胸に顔をうずめて唇を這わせる 弓槻の身体が、自分と溶け合って、――同化したみたいに ふわふわとした、現実味のない世界
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