脱力 #3
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「――なんで一緒なの?」 机に出されたフルーツを見て、俺がボソリと呟くと 「え?何が?二回も準備すんの面倒じゃない」 「置いときゃいいだろ」 「すぐ剥いて食べたほうが美味しいでしょ」 林檎をかじりながら、なに言ってんだ、って不審な顔で弓槻が俺を見る 「あ、……そう」
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