脱力 #3

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度々あくびをする弓槻を見て、――いい加減、自分が逆に邪魔、ってことは自覚しつつも ここに来た目的は達成出来ていないわけで どう切りだそうかと迷っているうちに、 弓槻がすくっと立ち上がった 「ちょっと」 「は」 咄嗟に焦って、手招きしてしまった 「こっち」 「なに……?」
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