脱力 #3

35/35

1541人が本棚に入れています
本棚に追加
/35ページ
――力ずくでも、いい 弓槻が、欲しくて 「お前はちょっと優しくしてやっても、全然ダメだな」 ――欲しくて。 ガッ、っと弓槻の身体を持ち上げると、 勢いよくその身体をテーブルの上にのせた 「ちょっ――!」 「減らず口きけねーくらいにしてやるよ」 頭に血がのぼってんのがわかる 身体中に、得体のしれない感情が稲妻みたいに走る
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1541人が本棚に入れています
本棚に追加