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仕事場との交友関係とは別に
相変わらず、茉麻は仕事先で俺を待つのをやめず、俺たちの関係はすこぶる順調だった
日に日に茉麻の存在が大きくなる
髪が、指が、唇が、瞳が
全てが愛おしくて、正直、店を出て茉麻がいるのが嬉しくて仕方なかった
溺愛っぷりに、よく三郷がバカにしてきたけど、それすら心地よかった
だから、茉麻がたまにマンションに戻るとさみしくて、
いつから俺はそんなに依存するようになってしまったんだろうかと考えてみたけれど、答えは見つからなかった
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