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茉麻がいる日は、何故かいつも七瀬はいなくて、
茉麻に七瀬と遊び歩いている話をするものの、茉麻も顔の知らない人間に関心がないのか、何度話しても上の空だった
俺以外に興味なんて持たなくてもいい
そんな風にも思っていたから、わざわざ。そう思っていたある日
俺は、
茉麻を眺めて立ち尽くしている七瀬を見てしまった
たまたまだった。
佑の誕生日。
何にも考えずに、先に出た七瀬を追いかけて、誘おうとしただけだった
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