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火照る顔でこっちを見る弓槻の姿が、俺しか見ていない錯覚に陥って
その世界の中でそう見えてしまう時点でもう、――俺のほうこそ弓槻しか見えていない証拠で
夢中になって、弓槻の中に入り込む
湯船から引きずり上げた弓槻の身体を持ち上げ、そのまま突き上げる
繋がった部分から水が溢れだして
「モラしてんじゃねーよ」
「――そんなんじゃ、ない」
わかってて、そう責めたてる
ぐしゃぐしゃになった場所からは、聞いたこともないような音が響いて
弓槻を辱しめて、――さらに艶やかな身体に染めていく
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