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もうちょっと、一緒に居たい
なんて女みたいな事は言えない――というか、その女が
目の前にいる女が男らしすぎて、……困る
「寝てて、じゃなきゃ気分悪い」
もう、すでに気分悪いのはコッチ。
「割りきってんでしょ?」
そう、念押しするように
弓槻は俺の腕を取り払った
「そうじゃないだろ、可愛くねーな」
思わず不満が口をついて出る
「やだ、あんた私に可愛さなんか求めてたの?冗談よしてよ」
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