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抑制 #3
ちゃっかりとまた会う約束
今度こそはと思うのに――また、逢いたくなるから。
終わりを告げれない
今夜も弓槻を抱いて、眠りたい
今まで何の疑念も持たずに一人で暮らしてきた空間に戻ると、不思議なことに弓槻の残り香が残っていて、俺の胸をまた締め付ける
「――ひでーの」
反則。
こんな哀しい香りを残してって――
こんな苦しい思いがずっと続くなんて、――アイツが居なくなったら俺は
一体どうなるんだろうか
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