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ずっとこうしてたってらちがあかない、がしかし。
引っ込みつかなくて様子を伺っているうちに、弓槻が湯槽から立ち上がる水しぶきの音がした瞬間
体制を崩した弓槻の悲鳴がしてとっさにその方向にてを出した
――セーフ、って
「危ないだろ!」
そう俺が真剣に声を出している、ってのに
「やだ、七瀬」
「……」
「そんな、溜まってたの?」
底意地の悪そうな笑みを浮かべて、自分の失態そっちのけで目線は、俺の中央
「七瀬?」
今さら隠せないし、してやったり顔の弓槻に、こっちもスイッチが入る
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