1581人が本棚に入れています
本棚に追加
どこまでも、その行為は果てしなくエスカレートしていく
「――なんでそんな顔すんの」
弓槻が、俺を狂わせる
指先を蜜に濡らして、もうひとつのくぼみに滑り込ませた
「――やだ、そこやだ」
「嘘つけ」
「――っ、ふ……」
息がきれて、声は渇いて
カラカラとした喉から、言葉にならない呼吸だけが洩れて響く
なのに、まだ
「それだけじゃ――やだ」
もっ
「ぜんぶがいい」
――…
「――そういうこと」
誰きでも、言って
誰にでも――よがって
男を、――翻弄させてるのかと、
最初のコメントを投稿しよう!