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予想を全く裏切らない言動は、たとえそれを認めたくなくても可笑しくて思わず吹き出してしまった
「――七瀬は」
「お前と一緒にすんな」
即答で反論。
俺はお前が好きで、堪らないから、そうしたいだけだ
そんな風にも言えないもんだから、結局言葉足らずで無愛想で終わってしまうわけだが
「はやくして寝ようよ。空港まで、道混んでたらやだし」
「あー、だな」
起きてから準備するしかないか、と弓槻の後についてベッドに潜り込む
「ちょ」
有無を言わさず弓槻を抱き寄せて、不服だろうがなんだろうが寝るときくらいは俺のしたいようにする、と意気込んだものの
――秒速で、落ちた。
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