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他人に嫉妬、しかも所帯持ちの無関係な相手に。
どうか、してる。
ゲートを出ると、爽やかな笑顔の藤原さんが出迎えてくれた
端正な顔立ちをした顔をしながら胡散臭い日本語を話す藤原さんに、中里が駆け寄る
「藤原さん!」
「中里さん、しばらく見ないうちにまた綺麗になった?」
「あは、またそんなことばっかり言って」
二人がそう話している間に「――はじめまして。三城商事の弓槻です。お電話ではいつもありがとうございます」と、型通りに弓槻が挨拶をすませる
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