道標 #4

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我慢できなくて、思わずそう問いかけた 「別に?」 「はぁ?」 うわずっている弓槻の声が、何かあったのは明白で 問いただそうとした瞬間、――タクシーがホテルに到着。 ちけー。 タクシーを降りて美沙をおぶった俺の隣を無言で歩く弓槻 ――嫌な沈黙が続く たどり着いた、美沙の部屋 美沙はベッドにおろした瞬間、「きもちわるいっ!!」と叫んでバスルームに飛び込んでいった
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