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我慢できなくて、思わずそう問いかけた
「別に?」
「はぁ?」
うわずっている弓槻の声が、何かあったのは明白で
問いただそうとした瞬間、――タクシーがホテルに到着。
ちけー。
タクシーを降りて美沙をおぶった俺の隣を無言で歩く弓槻
――嫌な沈黙が続く
たどり着いた、美沙の部屋
美沙はベッドにおろした瞬間、「きもちわるいっ!!」と叫んでバスルームに飛び込んでいった
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