道標 #5

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「……なによ、やるなら早くしてよ」 震えた、声 強気な態度はいつもとかわらない なのに今日は、――弓槻がとても小さく見える 「黙ってろ」 軽く触れていただけの唇に、その指を含ませると、舌を押さえつけて口をふさいだ 「――んー」 どうしてだろう
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