おまけ #3

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おまけ #3

結局平行線のまま お互い、距離があったぶん、欲しいものは同じで。 「もういい、お腹すいた」 「じゃあ、何処か寄る?」 「定食屋! 七瀬の家の近く!」 「そこ? 俺違うとこがいいわ」 「だってあそこ美味しいでしょ?」 「それはいつでもいけるからな」 「七瀬はそうだろうけど」 「なんで? 茉麻もいつでも行けるだろ」 それ、ってどういう意味、って一瞬考えたら恥ずかしくなって言葉に詰まった
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